警察庁が「マイナ免許証読み取りアプリ」を配信開始。運転免許情報を確認できる機能を提供し、3月24日から全国運用がスタート。
このアプリは、令和4年改正道路交通法に基づいており、マイナンバーカードと運転免許証の一体化やオンライン更新時の講習に関連している。
アプリはiOSおよびAndroid用の他、MacとWindows版も提供される。
マイナ免許証自体には運転免許に関する情報は記載されていないが、アプリを使用することでICチップに記録された情報を読み取ることができる。
この情報には、有効期限、免許の種類や条件、色区分、免許情報記録番号などが含まれる。
また、マイナ経歴証明書についても同様に、運転経歴情報を確認できる機能がある。
マイナ免許証は、全国の運転免許センターでマイナンバーカードのICチップに免許情報を記録することで一体化が可能であり、この手続きは任意で行える。
一体化したマイナンバーカード（マイナ免許証）のみ、従来の運転免許証のみ、またはその両方を保有することができる。
ただし、アプリで読み取った情報を保存したスマートフォンだけを持って自動車を運転することはできず、運転時には必ずマイナ免許証または従来の運転免許証を携帯する必要がある。
さらに、従来の免許証に内蔵されたICチップの読み取りには対応していない。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/531aba669e39c870a45b1f792666800a203da83b
マイナ免許証読み取りアプリの運用開始に関するコメントでは、さまざまな意見が寄せられました。
多くの人が、マイナンバーカードと運転免許証の有効期限が異なるため、更新手続きが煩雑になる点に疑問を持っていました。
特に、更新作業が一本化されることが期待されている一方で、実際には別々に更新しなければならないため、利便性が損なわれるのではないかと懸念する声もありました。
また、マイナンバーカードの更新時に免許証のデータが消えてしまうことを心配するコメントもあり、今後の利用者数に対する関心が示されました。
さらに、アプリの必要性については疑問を呈する意見があり、デジタル庁が一元的な運用を行うべきではないかという指摘もありました。
運転免許証に関しては、オンライン講習がマイナンバーカードでしか行えない理由が不明だという意見もあり、利便性向上が求められていました。
全体として、マイナ免許証の導入に対する期待と懸念が入り混じったコメントが多く、特に更新手続きやアプリの運用方法についての不満が目立ちました。