ポーランドとバルト3国が対人地雷禁止条約から脱退する理由

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ポーランドとバルト3国がロシアの脅威を背景に対人地雷禁止条約から脱退することを発表しました。安全保障の強化が目的です。

要約するとポーランドとバルト3国(リトアニア、ラトビア、エストニア)は、対人地雷禁止条約(オタワ条約)からの脱退を発表しました。

この決定は、ロシアの「軍事的脅威が増大している」という背景に基づいています。

18日に行われた共同声明では、これらの国々がロシアやその同盟国であるベラルーシと国境を接していることから、軍事的な脅威が著しく高まっていると指摘されました。

国防相たちは、現在の安全保障環境において東側の脆弱な防衛を強化するために、新たな兵器システムの導入が重要であると強調しています。

オタワ条約は1997年に締結され、約160カ国と地域が加盟していますが、ロシアやアメリカは加盟していないため、今回の脱退は国際的な安全保障の観点からも注目されています。

さらに、リトアニアは今月初めにクラスター弾の禁止条約からも脱退を発表しており、ポーランドも同様の動きを見せています。

このような状況は、地域の安全保障や国際法への影響を及ぼす可能性があり、今後の動向が注視されることとなるでしょう。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c001297c10349ceb703d2d48543a398675fb4a13

ネットのコメント

ポーランドとバルト3国が対人地雷禁止条約から脱退する理由についてのコメントでは、主にロシアの脅威やアメリカの信頼性に対する懸念が挙げられました。

特に、ウクライナ戦争の影響が大きく、ポーランドはロシアの侵攻に備えてハイマースを大量に購入する予定でありましたが、その運用に不安を感じるようになったようです。

ウクライナでの状況を見て、アメリカの軍事支援が信頼できないと感じた結果、対人地雷やクラスター弾の使用を視野に入れる必要があるとの意見が多く見られました。

これにより、国防政策を見直す動きが強まったようです。

また、冷戦終結以降の平和な時代が終わりを告げ、再び軍備を整える必要性が高まったという意見もありました。

さらに、中露の軍事力に対抗するためには、これらの武器が必要不可欠であると考えるコメントもありました。

全体として、国際情勢の変化に伴い、各国が自衛のために手段を選ばざるを得なくなったという認識が広がっているようです。

ネットコメントを一部抜粋

  • ロシアの脅威に加え『アメリカの裏切り』が大きかったのだろう。

  • いまやそうではなくなってしまいました。

  • ウクライナがベラルーシ化すれば、次に狙われるのは間違いなくモルドバであり、リトアニアやラトビアだと思います。

  • 結局、世界中が軍拡に突き進む事になる。

  • 実際侵略国家があるのに、無防備なのはあまりに無責任過ぎる。

関連URL

2025年最新!テレビ朝日のニュースに関するまとめ

2025年最新!ロシアのニュースに関するまとめ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。