大阪メトロが導入する顔認証式ウォークスルー改札は、ICカード不要で通過できる新システム。2024年度末には全駅導入予定で、JR東日本の新Suica構想にも影響を与える可能性があります。
従来の自動改札機では、利用者がICカードやスマートフォンを取り出して認識パッドにかざす必要がありますが、ウォークスルー改札ではこの動作が不要となり、ただ歩くだけで通過できます。
このシステムは、2019年度から試験導入され、2024年度末には全駅での本格導入が計画されています。
大阪メトロの成功が、JR東日本の新Suica構想にも影響を及ぼす可能性があります。
さらに、顔認証技術は鉄道だけでなく、実店舗のウォークスルー化にも波及しています。
例えば、2024年には「S Lawson Go OSLなかもず駅店」がオープンし、QRコードを使った無人コンビニが登場します。
このように、交通機関の改札システムの進化が、他の業界にも新たなビジネスモデルを生み出すきっかけとなっているのです。
大阪メトロの取り組みは、利便性の向上だけでなく、将来的なデジタル社会の実現に向けた重要なステップとなるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e8f39a86e6104a69cf97d7add746350582ff3b0c
大阪メトロの顔認証式ウォークスルー改札に関するコメントでは、さまざまな意見が寄せられました。
多くの人々は、この新しい技術に対し、利便性や効率性を期待していました。
特に、顔認証によって乗車がスムーズになることや、手ぶらでの移動が可能になる未来に対して前向きな意見が多かったです。
しかし、一方で、技術の導入に伴うプライバシーの問題や、個人情報の取り扱いに対する懸念も強く表明されました。
特に、監視社会への移行を危惧する声や、顔認証が正確に機能するかに対する不安が目立ちました。
また、クレジットカードを持たない人への配慮や、地方交通機関との整合性についても意見が交わされ、技術の進歩が全ての人にとってメリットになるわけではないという視点もありました。
全体として、未来の交通システムへの期待とともに、慎重な姿勢が求められていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
こういう改革は大阪が先進的ですからね。
認識速度も意外と早かった。
クレジットカードを持たない人はどうするのか。
この改札をたまに大阪で見かけるんですけど、通ってる人はごく稀です。
不正乗車防止にはもってこいの技術ですね。