Googleはクラウドセキュリティ企業Wizを320億ドルで買収し、Google Cloudに統合することでセキュリティ対策を強化します。
要約するとGoogleは2023年10月19日に、クラウドセキュリティ企業Wizの買収に関する最終合意を発表しました。
買収額は320億ドル(約4.8兆円)で、全額現金での取引となります。
Wizは、主要なクラウド環境やコード環境に接続し、脆弱性を特定してサイバーセキュリティインシデントを防ぐプラットフォームを提供しており、スタートアップから大企業、政府機関まで幅広い組織が同社の技術を採用しています。
サイバー攻撃の増加とAIの活用拡大、マルチクラウド環境の普及により、企業や政府機関が直面するリスクは複雑化しています。
Google Cloudは、Wizの技術を取り入れることで、包括的なクラウドセキュリティソリューションを強化し、セキュリティ対策の強化と管理コストの削減を図る考えです。
両社の統合により、AIを活用した自動化セキュリティプラットフォームの提供が可能となり、サイバーセキュリティチームの効率を向上させることが期待されています。
また、WizのソリューションはGoogle Cloudだけでなく、AWSやMicrosoft Azure、Oracle Cloudなどの他の主要クラウドプラットフォームでも引き続き利用可能です。
Google Cloudは今後も多様なパートナー企業と連携し、クラウドセキュリティの選択肢を広げる方針を示しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/56f48dab8506091cb0f96f6790582df80bc70089