アメリカの現物イーサリアムETFが11日間で3億5810万ドルの流出を記録。イーサリアム価格の下落が影響し、流出はブラックロックやフィデリティのETFにも及んだ。
要約するとアメリカの現物イーサリアム(ETH)ETFが、11日間で3億5810万ドル(約537億円)の流出を記録した。
これは、イーサリアムの価格が約7%下落したことに起因しており、流出の中にはブラックロックのiシェアーズ・イーサリアム・トラストETFが1290万ドル(約19億3500万円)を占めている。
この期間中の合計流出は1億3760万ドル(約206億円)に達し、フィデリティやグレイスケールのETFも大きな流出を経験した。
SoSoValueのデータによると、現物イーサリアムETFは現在約70億ドル(約1兆500億円)相当のイーサリアムを保有しているが、流出があったにもかかわらず、7月の発売以来累計で24億5000万ドル(約3675億円)の純流入を記録している。
イーサリアムの価格は、3月8日の約2150ドル(約32万円)から18日には約1990ドルまで下落し、今年に入ってからの下落幅は約40%に達している。
一方で、アメリカのビットコイン(BTC)ETFは4日連続で流入を記録し、昨年1月以来の累計で358億ドル(約5兆3700億円)の純流入となっている。
このように、イーサリアムETFの流出は市場全体に影響を与える可能性があり、今後の動向が注目される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/774c93328c14184ad1c65de999aaefd49aac2f37