トランプ大統領の「日本国民の血税の使われ方を追究すべき」発言は誤情報であると判定されました。公式発言や報道は確認できず、SNSでの拡散が問題視されています。
要約すると2025年3月14日、トランプ大統領が「日本国民の血税の使われ方を追究すべき」と発言したという誤った情報がSNSで拡散されました。
この情報は、まとめサイトに掲載されたものであり、実際にはトランプ氏がそのような発言をした証拠は存在しません。
拡散された投稿は、一般ユーザーのX(旧Twitter)によるもので、リポスト数は2万回以上、表示回数は948万回を超えています。
投稿には「徹底的にやっていただきたい」「革命起きそう」といったコメントが寄せられていますが、根拠不明という指摘も多く見受けられます。
検証の過程では、トランプ氏のコメントがない動画が問題視されました。
この動画は「Tweeter Breaking News-ツイッ速!」というまとめサイトの記事に関連しており、トランプ氏の画像に日本語のナレーションとテロップを加えたものでした。
内容は、トランプ氏が日本の財務省解体について強硬な姿勢を示したとするもので、財務大臣が公金横領に関与しているとの噂も含まれています。
しかし、これらの情報はトランプ氏の発言として裏付けられておらず、実際には彼のソーシャルメディアやホワイトハウスの公式ページにも該当する投稿はありません。
また、関連する報道も確認できませんでした。
したがって、トランプ大統領が「日本国民の血税の使われ方を追究すべき」と発言したという情報は完全に誤りであると判定されました。
このような誤情報はSNSで広がりやすく、注意が必要です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/43be68ce141fc459c3c469b8d36dab1a55121f77