トヨタがWRCサファリ・ラリーでエバンス選手が優勝。5連勝達成し、ドライバー選手権でリードを拡大。チームはさらなるクルマの改善を目指す。
要約するとトヨタのWRC(FIA世界ラリー選手権)におけるチーム、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team(TGR-WRT)は、2025年3月23日(現地時間)に開催された第3戦サファリ・ラリー・ケニアで、エルフィン・エバンス選手とスコット・マーティン選手が搭乗するGR YARIS Rally1 33号車が優勝した。
この勝利により、エバンス選手は今シーズンの2勝目を挙げ、ドライバー選手権でのリードを36ポイントに拡大した。
サファリ・ラリーは特に過酷な条件下で行われ、エバンス選手は安定した走りを見せ、総合2位のヒョンデのオィット・タナック選手に1分09.9秒差をつけてフィニッシュした。
TGR-WRTはこれでサファリ・ラリー5連勝を達成し、トヨタとしては通算13回目の優勝となった。
チーム代表代行のユハ・カンクネン氏は、1985年にこのラリーで初優勝を果たしており、40年後に再びサファリ・ラリーでの勝利を祝うことができたことに感慨を示した。
また、TGR-WRT会長の豊田章男氏もエバンス選手とマーティン選手の活躍を称賛し、サファリ・ラリーの厳しさを改めて実感したと述べた。
今後もチームはさらなるクルマの改善に努め、競争を楽しむ意欲を示している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ed8181d0844d802d5156fd003cd4b18481b5f740