高額療養費制度を見直すため、与野党の議員90人以上が参加する超党派議連が発足。制度改善に向けた議論が始まります。
この議連には、与党と野党から90人以上の議員が参加しており、制度の見直しに関する議論を進めることが目的です。
議連の設立を主導したのは自民党の武見敬三前厚生労働大臣で、彼は「制度を育てて発展させていくために、政治問題化することなく議論を進めることが重要」と述べています。
高額療養費制度については、2025年の負担上限額の引き上げが一時見送られた背景があり、政府は患者団体からの反発を受けて新しい方針を秋までに検討することになっています。
この議連では、厚生労働省の担当者への聞き取りを行ったり、専門家を招いた勉強会を開催する予定です。
議連のメンバーは、議論の期限を設けずに十分な時間をかけて制度の改善について意見を交わすべきだと考えています。
これにより、医療費の負担を軽減し、より多くの患者が適切な医療を受けられるような制度の実現を目指すことが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/efd103bc951838346a6431953afbd54c31ca2b7b
高額療養費制度見直しに向けた超党派議連の発足に関するコメントには、多様な意見が集まりました。
まず、武見氏が日本医師会から支援を受けていることに触れ、高額療養費が大病院で主に利用されるため、開業医にとってはあまり関係がないのではないかとの懸念が示されました。
このような背景から、議連が限度額を引き上げるための動きに過ぎないのではとの指摘もありました。
また、高額療養費制度だけに焦点を当てるのではなく、社会保障費全体の増大にどう対処するかという根本的な問題についても議論が必要だとの意見がありました。
さらに、議連が患者の利益をどれだけ考慮しているのかについて疑問を呈する声もありました。
選挙対策としての側面が強いとの見方や、利権の誘導を懸念するコメントも見受けられ、政治家の行動が本当に国民のためになっているのか疑問を持つ意見が多くありました。
全体として、制度改正に対する期待と同時に、利権や政治的な思惑への不安が入り混じったコメントが多数寄せられました。
ネットコメントを一部抜粋
武見氏は日本医師会から支援されている議員です。
高額療養費に限った話じゃ無いが、包括的に議論してほしい。
根本の問題は増大する社会保障費をどうするのかっていう話。
厚労族の議員が出てきた。
選挙終わったら結局上げるんですよね。