スズキスイフトが販売苦戦中。軽自動車やSUVの人気上昇が影響し、販売台数が減少している。ユーザー評価は高いが市場環境が厳しい。
2023年12月6日にフルモデルチェンジを発表したスイフトは、年間販売目標3万台に対して、発売から1か月で3164台、翌月には3078台を記録し、まずまずのスタートを切りました。
ユーザーからは「クルマでの通勤が楽しくなった」や「ドライブが嫌ではなくなった」といった高評価の声が寄せられています。
しかし、2025年1月の販売台数は2391台、2月は2572台と前年同月比で減少が続いており、スイフトの販売不振が顕著になっています。
この苦戦の理由は、スイフト自体の魅力だけではなく、業界全体の変化に起因しています。
販売店関係者によると、スイフトの走行性能や内装の質感は評価されていますが、軽自動車の高級化やコンパクトSUVの人気が影響し、コンパクトカー自体の需要が減少していると指摘されています。
特に、軽自動車の進化により、価格や装備、使い勝手の面でコンパクトカーとの差が小さくなり、スイフトがかつて担っていたポジションが軽自動車にシフトしているという状況があります。
さらに、SUVのトレンドもコンパクトカーの需要低迷を助長しており、ホンダの「フィット」やトヨタの「ヤリス」、日産の「マーチ」など、他のコンパクトカーも同様に苦戦を強いられています。
これらの要因から、スイフトの販売台数が伸び悩むのは必然的な流れと言えるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1a861eb1d34b1f59556ac4dc95d81ad3ca6ae7de
スズキスイフトの販売が苦戦している理由として、SUVへの人気のシフトやデザインに関する不満が挙げられます。
多くのコメントからは、コンパクトカーとしてのスイフトの魅力が薄れ、特に維持費が安い軽自動車に流れるユーザーが増えていることが指摘されていました。
価格帯が近い軽自動車に比べて、スイフトの魅力が相対的に低下していると感じるユーザーが多かったようです。
また、デザインについても批判が多く、特にボンネットの形状や全体的なスタイルに対する不満が見受けられました。
さらに、スイフトスポーツの不在が影響し、先代モデルに比べて一般ユーザーからの支持が減少しているとの意見もありました。
スイフトが持つ運転の楽しさやコストパフォーマンスは評価されているものの、デザインや市場のニーズに合ったモデル展開が求められているようです。
加えて、軽自動車と小型車の併売を行う他メーカーも同様の苦戦を強いられていることが認識されており、スイフトの今後の戦略が注目されます。
ネットコメントを一部抜粋
価格的にはコンパクトカーのエントリーモデルと、軽ハイトワゴンのアッパーモデルとが近接している。
スイフトはむしろ健闘している方だと思う。
デザインが不自然で、コマーシャルもダサいと感じた。
現行スイフトのデザインは評価を落としている。
スイフトの販売が苦戦するのは当然だと思う。