GMOインターネットグループが韓国の慶熙大学と提携し、宇宙におけるサイバーセキュリティ事業を展開。両者は共同研究を通じて、宇宙システムの安全性向上を目指す。
要約するとGMOインターネットグループのGMOサイバーセキュリティ byイエラエは、韓国の慶熙大学融合セキュリティ大学院と業務提携を結び、宇宙におけるサイバーセキュリティの分野に進出することを発表しました。
提携は3月25日に発表され、2月12日に覚書を交わし、4月1日に共同研究契約を締結する予定です。
両者は、これまでのIoTやドローンに関するサイバーセキュリティの専門知識を活かし、人工衛星や地上設備の通信網など宇宙システムにおけるサイバー攻撃リスクの解明と対策技術の開発に向けた共同研究を進めていく計画です。
宇宙システムも従来のITシステムやIoT製品同様にサイバー攻撃の対象となっており、特に人工衛星へのハッキングや情報の詐取が懸念されています。
海外では、米国を中心に宇宙システムのサイバーセキュリティに関する議論が活発化しており、この流れを受けてGMOサイバーセキュリティは宇宙分野における事業展開を決定しました。
慶熙大学の融合セキュリティ大学院は、ハッキングセキュリティの専門家が在籍し、無人移動体セキュリティの研究や教育を行っています。
2024年には国際ドローンハッキング大会での成功を契機に、両者の交流を深め、2025年には宇宙セキュリティ領域でのシナジーを生み出すことを目指しています。
この提携により、GMOサイバーセキュリティは、宇宙空間でもユーザーが安全にサービスを利用できる環境を構築することを目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e05fdd00424affffb1b958e24776f0ab23260d0d