石破茂首相が杉田水脈氏を参院選比例代表で公認した理由は、安倍政権を支えた“岩盤保守”層を取り戻すためとされている。彼女の過去の発言に対して石破氏は強い違和感を示しながらも、公認を決定した背景には戦略的な判断がある。
杉田氏は過去に「男女平等は反道徳の妄想である」といった物議を醸す発言をしており、石破氏は参院予算委員会でそのことに対して「強烈な違和感を持っている」と述べた。
しかし、彼は最終的に杉田氏を公認せざるを得なかった理由を明らかにしていない。
立憲民主党の杉尾秀哉参院議員は、石破氏の発言が矛盾していると指摘し、なぜ公認を取り消さなかったのか疑問を呈した。
石破氏が杉田氏を公認したのは、比例票の増加を見込んでのことであり、特に“岩盤保守”層を取り戻すための戦略であるとされている。
杉田氏は安倍元首相の支持を受けており、彼女の存在が自民党の比例票や党員獲得に寄与するとの見方もある。
評論家の古谷経衡氏は、杉田氏が支持を集めることで、自民党の基盤を強化しようとしているのではないかと指摘している。
総じて、石破首相の杉田氏公認には、戦略的な政治判断が働いていることが浮き彫りになっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/10d1eaffbb49540a7e872f1c7855328ca019da8b
ネットのコメントでは、杉田水脈氏の公認について多様な意見が交わされました。
一部のコメントは、杉田氏を当選させたくないのであれば、他の候補者に投票すればよいと提案し、比例区の仕組みを利用して反対票を集めるべきだと述べていました。
また、杉田氏が比例区からの立候補で当選した場合、彼女の本来の姿勢を出しにくくなるのではないかと懸念する声もありました。
さらに、杉田氏の思想が統一教会に似ているとの指摘もあり、彼女の公認が自民党にとってリスクを伴う可能性が高いとの意見がありました。
自民党の戦略については、幅広い支持を求めるために穏健な保守層を重視すべきだとの意見や、岩盤保守層を切り捨てるべきだという意見も見られました。
杉田氏の発言に対する強烈な違和感を示すコメントもあり、彼女の存在が自民党にとってのトラブルの元であるとの見解がありました。
最後に、杉田氏の公認が選挙結果にどう影響するか、また彼女の言動が自民党の支持層にどのように響くかについて、さまざまな意見が寄せられました。
ネットコメントを一部抜粋
杉田氏を当選させたくないのであれば、別の候補者に投票すればいいだけの話。
比例で出るから面倒な事になるのだと思います。
杉田水脈の思想・信条は、統一教会の性質をよく表している。
穏健保守層を取りに行った方が得策では。
杉田水脈氏を切るメリットとデメリットを天秤にかけたら自民党総裁として切らないことにした。