モンゴルのゴビ砂漠で、過去最大の保存状態の恐竜の爪が発見された。この爪は新種「デュオニクス・ツォグトバータリ」に属し、特徴的な2本指の爪を持つ。爪は30センチ近く、物をつかむだけでなく、防御にも使われた可能性がある。
この爪は新種の恐竜「デュオニクス・ツォグトバータリ」に属し、特に2本指の爪が特徴的で、ナマケモノやキリン、映画「シザーハンズ」の主人公をミックスしたような奇妙な外見を持っていたと考えられている。
注目すべきは、爪の鞘が完全な形で残っている点で、この鞘は人間の爪と同じくケラチンで構成されており、爪の長さは骨よりもはるかに長いことが分かっている。
カナダ・カルガリー大学の古生物学者ダルラ・ゼレニツキー准教授によれば、この爪のサイズは30センチ近く、保存状態としては群を抜いて大きいという。
恐竜の体高は約3メートル、体重は260キロ程度だったと見られており、湾曲した爪を使って植物に脚を伸ばすことができた可能性が高いとのこと。
最大で直径10センチの枝をつかむことができたとされ、2本の爪は物をつかむだけでなく、誇示や防御のためにも使用された可能性がある。
ゼレニツキー氏は、彼らは捕食者ではなかったが、爪を使って身を守ることができたと語っている。
この発見は、モンゴル科学アカデミー古生物研究所の職員によって数年前に行われたもので、恐竜の学名はモンゴルの古生物学者に敬意を表して名付けられた。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a47f19003814155fa998f4d3fe92cf680d274c96
モンゴルで発見された巨大な恐竜の爪に関するコメントは、さまざまな視点からの興味深い考察が寄せられていました。
多くのコメントが、恐竜の爪の特徴を現生生物と比較し、ナマケモノの爪に似ていることから樹上生活をしていた可能性を示唆していました。
また、恐竜がなぜ巨大だったのか、あるいは現代の生物が縮小している理由についての疑問も多く見られました。
さらに、肉食恐竜が知的進化を遂げていた可能性についての意見もあり、爪の進化によって物を掴む能力が失われることを指摘する声もありました。
コメントの中には、特定の恐竜の名前が挙げられ、爪の形状や機能についての考察が行われていました。
全体として、恐竜の爪の発見は、古代生物学への興味をかき立てるものであり、恐竜の生態や進化についての議論が活発に行われていたことが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
現生生物でこの特徴的な指に最もよく似ているのは、ナマケモノが木の枝にぶら下がる時に使う爪…
体長が大きい生物ほど穏やかな性格な様にも感じるな〜。
肉食恐竜って2速歩行で手も空いてるから、物を掴む発展さえすれば人類のように知的進化できたんじゃないのかなと思う。
ナマケモノの爪に似ているって事は樹上生活していた可能性もあるのかな。
こんなん人間なんて真っ二つでしょw