韓国の慶尚北道で大規模な山火事が発生し、広範囲に広がる中、18人が死亡。消防活動中のヘリ墜落もあり、住民は避難を余儀なくされている。
要約すると韓国の慶尚北道義城郡で発生した大規模な山火事は、26日で発生から五日目を迎え、その影響が広範囲に及んでいる。
火災は安東市、青松郡、英陽郡、盈徳郡などの近隣地域にまで広がり、特に風による「飛び火」現象が原因で延焼範囲が拡大している。
このため、当局は安東市と青松郡の住民に避難命令を出し、近隣の市や郡でも住民の避難が進められた。
しかし、避難命令にもかかわらず、山火事により同日までに18人が死亡したとの報告があった。
さらに、同日午後1時頃には消火活動を行っていた消防ヘリコプターが墜落し、操縦士が死亡したため、全国で消防ヘリによる消火活動が一時中止された。
インターネット上には、消防隊員が火災現場で奮闘する様子や、悲惨な状況を捉えた動画や写真が拡散されている。
ある動画では、消防隊員が黒煙や炎に囲まれながら消火活動を行う姿が映し出され、「映画の地獄のような光景」とのコメントが寄せられた。
また、運転中に撮影された別の動画では、車の周囲が激しい炎に覆われ、視界がほとんどない様子が見受けられる。
さらに、安東市のゴルフ場駐車場近くでも火災が迫っており、一部の客が強行してラウンドを行ったため、危険な状況に直面したとの投稿もあった。
航空写真では、炎が市街地に迫っている様子が確認でき、「安東包囲戦」と表現された。
これらの映像や情報は、火災の深刻さを示しており、地域住民にとって非常に危険な状況が続いていることを伝えている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/df08fbc40af2a57db70e10a1c6342e4efa591d2b