映画『FEMME フェム』が3月28日に公開。ドラァグクィーンのジュールズとワルのプレストンの関係が逆転する様子を描いた本編映像が公開され、物語の深いテーマに注目が集まっている。
本作は、2021年に英国アカデミー賞にノミネートされた短編を基にしたラブサスペンスで、ベルリン国際映画祭で初披露された後、英国インディペンデント映画賞やファンタジア国際映画祭での受賞歴もある。
物語は、ナイトクラブで観客を魅了するドラァグクイーンのジュールズが、ある夜に出会ったタトゥーだらけの男プレストンとの出会いから始まる。
最初は憎悪に満ちた暴力に発展し、ジュールズは心と体に深い傷を負う。
その後、孤独な日々を過ごしていたジュールズは、偶然訪れたゲイサウナでプレストンと再会する。
プレストンは、ジュールズがドラァグ姿でないことに気づかず、彼を誘う。
かつてジュールズを襲ったプレストンが自身のセクシュアリティを隠していたことを知ったジュールズは、復讐を計画し、密会の様子を記録しようとする。
しかし、密会を重ねるうちに、プレストンの内面に隠された脆さや葛藤が浮かび上がり、ジュールズの心にも複雑な感情が芽生え始める。
公開された映像では、主従関係が逆転する瞬間が描かれており、ジュールズがプレストンに従順である一方で、挑発的な行動を見せる様子が映し出されている。
プレストンは戸惑いながらもジュールズの態度に興味を示し、二人の関係性がどのように変化していくのかが見どころとなっている。
また、映画の公開に合わせて、入場者プレゼントとしてポストカードが2週連続で配布されることも発表されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c119a753d1028f1d68b9d606b2bd3905c56c7d7a