Corningが新しい強化ガラス「Gorilla Glass Ceramic」を発表。Motorola製品に搭載予定で、粗い表面への耐落下性が向上し、10回連続落下でも破損しない性能を実現。
要約すると米Corning（コーニング）は、スマートフォン向けの新しい強化ガラス「Gorilla Glass Ceramic」を発表しました。
このガラスは、粗い表面への落下耐性が大幅に向上しており、今後数カ月以内にMotorola社のデバイスに搭載される予定です。
Gorilla Glassは2007年に誕生し、以来、特別に設計された薄いガラスシートとして進化し続け、全世界で80億台以上のデバイスに採用されています。
過去には「Gorilla Glass 6」や「Gorilla Glass Victus」が発表され、耐破損性や耐擦傷性が強化されてきました。
特にGorilla Glass Victusは、耐擦傷性が2倍になり、最大2mの高さからの落下にも耐える性能を持っています。
新たに発表されたGorilla Glass Ceramicは、実験によるとアスファルトを模した粗い表面に対して、1mの高さから10回連続で落下させても破損しなかったという結果が出ています。
これに対し、代替のアルミノケイ酸塩ガラスは最初の落下で破損しており、Gorilla Glass Ceramicの優れた耐落下性能が際立っています。
この新技術により、スマートフォンの耐久性がさらに向上し、ユーザーにとって安心して使用できる製品が提供されることが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6c798a29b8de73c22656a349e7c3183e00291c8b