三重県議の吉田氏が津市役所にナプキン設置を求めたことが賛否を呼び、自己責任論や社会的支援の必要性が議論されている。
吉田氏は2025年3月25日に自身のXアカウントで、突然生理が始まった際に市役所のトイレにナプキンがなかったことを報告し、「トイレットペーパーのように、どこでもナプキンが置かれるべき」と訴えた。
この投稿には、ナプキンを常に携帯すべきだという意見や、市役所内にコンビニがあることを指摘する声が寄せられた。
これに対して、吉田氏は26日に再度投稿し、「生理への対処は自己責任」とされる現状に疑問を呈し、「ジェンダーに関する個人の問題は社会全体の問題である」と強調した。
吉田氏は、性と生殖に関する問題を福祉的に解決するために税金を使うべきだと訴え、社会的な理解と支援を求めた。
一方で、彼女の意見には「自分のことは自分で管理すべき」との反論も多く寄せられ、ナプキンの公的支給についての議論がさらに広がっている。
吉田氏の発言は、女性の生理に対する社会の理解や制度の改善を促す重要な契機となる可能性があり、今後の議論に注目が集まっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ab33d6738d9625377d5614e0e47e3ce52b0181f9
三重県議によるナプキン設置提案に対するコメントは多岐にわたり、賛否が分かれました。
多くの人が、ナプキンの無料配布は不適切だと考え、特に経済的に困窮している人々への支援が優先されるべきだという意見が目立ちました。
具体的には、日常生活に必要な生理用品は、自己責任で準備すべきだという考えが強く、女性自身が生理用品を常に持ち歩くのが一般的だとの意見もありました。
さらに、公共の場に無料でナプキンを置くことに対しては、盗難の懸念が多くのコメント者から指摘され、実際に設置された場合の経費や管理の問題も取り上げられました。
加えて、行政の予算には限界があり、他の福祉施策との兼ね合いを考えるべきだとの意見もありました。
全体として、提案に対する反応は厳しく、議員の意見に対して反発が強いことが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
無料にすれば用もないのに市役所にやってきてトイレからごっそり持って帰る人が全国各地で続出しそう。
何でもかんでも行政に委ねるべきではない。
生理用品の自販機があるといいなと思ったことは多々ある。
炎上している理由の一つは、日本の言論文化や、ネット上の他罰的な空気感にあると思う。
議員さんなのだから、生理用品も買えないほど経済的に困窮してないだろうに。