韓国の養子縁組機関が人権侵害を行い、迷子を「孤児」として捏造。367人の調査結果が発表され、56人の被害が確認された。
要約すると韓国から海外に養子として送り出された子供たちに関する調査結果が発表され、政府の養子縁組機関が行った人権侵害の事実が明らかになった。
1972年生まれのキム・ユリさんは、両親の離婚後、施設に送られた後にフランスで養子となり、後に韓国に戻ったが、施設は彼女と弟を「孤児」として扱い、実際には迷子として送り出していた。
ユリさんは養子縁組機関が両親の同意なしに書類を捏造したことを確認し、「私たちは国の暴力による被害者だ」と訴えた。
真実・和解のための歴史整理委員会は、1964年から1999年にかけて韓国から11カ国に養子として送られた367人に関する調査を行い、56人の人権侵害を確認した。
調査によると、養子となった子供たちは実際には迷子や両親が同意していないケースが多かったが、養子縁組機関はこれを隠蔽し、子供の身元を変更していた。
さらに、数十人の幼児が航空機で「荷物」として扱われ、過去には乳糖不耐症の子供がデンマークに到着後に死亡する事例もあった。
この調査結果は、海外養子縁組問題に関する国の独立した調査機関による初めての公式な結果であり、今後の対策が求められる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/53ce35984a8a2ed1b99b4cc33e125fe8f2c1e25e