長野県白馬村のタクシー運転手が、インバウンド特需で月収100万円超えを実現しています。観光客の増加とアプリ導入が要因です。
昨年、白馬村を訪れた観光客数は271万人に達し、コロナ禍前を上回る勢いです。
この状況により、タクシー運転手の需要が高まっており、特に月収が100万円を超える運転手も存在しています。
タクシー運転手の黒澤雄一さんは、ウーバータクシーを活用し、外国人観光客とのコミュニケーションにも工夫を凝らしています。
ポケット翻訳機を使い、乗客との会話をスムーズに行うことで、より多くの顧客を獲得しています。
彼は、白馬村から羽田空港や成田空港への長距離送迎も手掛けており、料金は18万円程度に達することもあります。
黒澤さんの月収は、通常時で50万から60万円ですが、休日出勤をすると100万円を超えることもあるとのことです。
このような高収入を得る背景には、観光客の増加に加え、タクシー配車アプリの導入や、運転手の柔軟な対応が大きく寄与していると考えられます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2d24d39f6093dbefd9811fa35148ca45a484347f
白馬村のタクシー運転手が月収100万円超の理由に関するコメントでは、観光地としての白馬の特性や課題が広く議論されていました。
まず、白馬の雪質の良さや大自然の美しさが評価される一方で、交通の便の悪さが指摘されており、特に日本人観光客にとっては不便に感じることがあるようです。
しかし、海外から来る観光客にはその影響が少ないと考えられています。
また、飲食店の価格設定に対する不満も多く、特にフードトラックの高価格に対して外国人観光客が「ぼったくり」と感じるケースが報告されていました。
このような状況は、観光業にとって長期的な信頼を損なう可能性があるため、注意が必要だと考えられていました。
SNSの普及により、良い評判も悪い評判も瞬時に広まるため、地域全体の印象を守るための自制が求められるという意見もありました。
さらに、インバウンド需要が将来的に廃れる可能性についての懸念も多く、観光政策が日本人観光客を軽視していると感じる声がありました。
これにより、将来的に日本人観光客が戻らない可能性があるため、地方政策の見直しが必要だと指摘されていました。
冬季の白馬では、外国人観光客が多く訪れ、日本人が海外にいるような錯覚を抱くこともあるようです。
最後に、タクシー運転手の収入が高い背景には、インバウンド需要の恩恵があるものの、地域全体の経済がそれに依存しすぎると、将来的なリスクが高まるという意見もありました。
このように、白馬村における観光業の現状と未来に対する多様な意見が寄せられていました。
ネットコメントを一部抜粋
白馬は雪質は良いが交通の便が悪い。
飲食店が不足しているから法外な値段設定のフードトラックを何とかした方が良いと思った。
北海道のニセコみたいになると思う。
インバウンドはいつか廃れます。
冬の白馬はニュージーランドのようです。