モリタが大阪・関西万博でAI消防システムやEV消防ポンプ車を展示し、未来の消防活動を提案します。
要約するとモリタホールディングスは、2025年に開催される「大阪・関西万博」において、AIを活用した「現場指揮支援システム」や日本初の「EV消防ポンプ自動車」など、最先端の消防機材を協賛することを発表しました。
この取り組みは、複雑化する災害現場における課題を解決することを目的としており、特に大阪市消防局との共同研究開発を通じて、災害時の迅速な救助や火災の早期鎮圧を目指しています。
現場指揮支援システムは、隊員のウェアラブルデバイスと連携し、火災現場の情報をリアルタイムで指揮本部に表示します。
このシステムは、隊員の位置や進入経路、バイタル情報などを大型タッチパネルに表示し、AIを利用して最適な消火や救助の判断を支援します。
また、EV消防ポンプ自動車は、ゼロエミッションで低騒音・低振動を実現し、日本で初めて実運用される車両です。
特に、日本の狭い道路に適応するために独自開発されたePTO(EV専用ポンプ駆動システム)を搭載し、タブレットによる遠隔操作も可能です。
万博会場では、複雑な形状のパビリオンを想定した多目的消防ポンプ自動車「MVF21」や、360度カメラを搭載したEV巡回車も活用され、災害時には指揮支援システムにライブ映像を配信することができます。
これらの取り組みは、未来の消防活動の姿を示し、安心安全な街づくりに寄与することを目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/076a95ffe85b19931efd8ddea7dfa4c92876739b