北朝鮮の平壌マラソンに向け、旅行会社が撮影エチケットを発表。無分別な撮影を防ぐための規則が強調されています。
要約すると北朝鮮専門の旅行会社「高麗ツアーズ」が、平壌マラソンに向けて観光客に対し、写真や動画撮影に関する厳格な注意事項を発表しました。
これは、北朝鮮での撮影が可能であるものの、特定のルールを遵守する必要があるためです。
具体的には、撮影を行う際には場所や撮影機材、現地の文化を尊重することが求められています。
特に、制限区域での撮影は禁止されており、現地の人々を撮影する際には事前に許可を得ることが必要です。
また、150ミリ以上のレンズの持ち込みは禁止されており、撮影内容は政治的なテーマを避け、文化や歴史、日常生活に焦点を当てるよう指示されています。
さらに、ドローンの使用も禁止されています。
北朝鮮は新型コロナウイルスの影響を受けて以来、観光を再開したものの、SNSでの情報発信が内部事情の漏洩を招くことを懸念し、観光政策を見直す動きも見られます。
高麗ツアーズがこの注意事項を公表した背景には、平壌マラソンの参加者が無分別な撮影を行わないようにするための措置があると考えられます。
このマラソンは、6年ぶりの国際スポーツイベントであり、中国、ロシア、イラン、英国、ドイツなど、45カ国・地域からの参加申請が寄せられています。
北朝鮮を訪れる観光客は、これらのエチケットを守ることで、より安全で円滑な旅行を実現できるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/123e41377ed72c2124bf83cb2f8c31b2e648d1f1