スーパーGT公式テストで、昨季王者JLOC0号車が午前・午後とも最速タイムを記録。ライバルたちの警戒も必要な中、開幕戦に向けた期待が高まる。
ドライコンディションの中、小暮卓史選手と元嶋佑弥選手のコンビがその力を証明しました。
元嶋選手は、「嬉しいが、他の車両のウエートやリストリクターが分からないため、警戒は必要」とコメントし、競争の厳しさを強調しました。
GT300クラスでは、開幕戦に向けた性能調整が行われるため、各チームは実力を隠しながらテストを行っている状況です。
しかし、JLOCの仕上がりは明らかに良好で、「クルマの理解度が進み、様々なことを試している」と元嶋選手は語りました。
前回の公式テストでも最速タイムを記録しており、昨年の成功を引き続き維持しています。
ライバルチームも侮れない存在で、昨季タイトル争いを繰り広げたLEONの蒲生尚弥/菅波冬悟組(メルセデスAMG)が0.034秒差で2番手に入り、緊張感を高めています。
元嶋選手は「レースになると65号車(LEON)は強い」と警戒し、小暮選手も「GT-Rはレースになると強い」と語り、ライバルたちの実力を意識しています。
3番手にはグッドスマイルの谷口信輝/片岡龍也組(メルセデス)が、4番手には雨の第1日でトップだったヴェロレックスの片山義章/ロベルト・メリ・ムンタン組(フェラーリ296)が続き、混戦が予想されます。
また、2日間の公式テストには悪天候にもかかわらず、昨年比11%増の延べ11,200人の観客が訪れ、盛り上がりを見せました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6cab22bdbd785128ff7d89d4159504223fa10df7