東京の劇団「ゴツプロ！」が新作『流浪樹』を発表。日本統治下の台湾を舞台に、日台の歴史的つながりを描く。コロナ禍を経て再開した台湾公演の成功を受け、両国の演劇交流の可能性に期待を寄せる塚原大助さんの取り組み。
要約すると東京・下北沢を拠点に活動する劇団「ゴツプロ！」の主宰、塚原大助さんが、日本と台湾の演劇交流を推進するために新作舞台『流浪樹-The Wanderer Tree』を発表しました。
この作品は、戦後80年を迎える日本統治下の台湾での若者たちの物語を描いており、日台の歴史的背景や文化的つながりを探求します。
塚原さんは、コロナ禍を経て再開した台湾公演の成功を受けて、両国の観客の熱い反応を受けており、演劇を通じた交流の可能性に自信を持っています。
彼は、台湾の観客が日本の小劇場のスタイルに新鮮さを感じていることや、深いストーリーが共感を呼んでいることを強調しました。
塚原さんは2016年に「ゴツプロ！」を設立し、様々な作品で活躍してきましたが、台湾との出会いが彼の演劇活動に大きな影響を与えています。
初の台湾公演は2018年に行われ、以降も文化交流の基盤を築いてきました。
新作『流浪樹』では、台湾の俳優も参加し、異なる文化やアイデンティティを超えた「人と人とのつながり」を表現することを目指しています。
塚原さんは、日台の演劇交流が今後も継続し、次世代の舞台人たちにとって励みになることを願っており、日台コラボが世界の舞台に広がる可能性も示唆しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c46116a6e3428d12e0f30e8abd3c8c358269dc3b