北朝鮮人民軍の兵士が装備品を売却、抜き打ち検査実施の背景

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北朝鮮人民軍が抜き打ち検査を実施、兵士の装備売却が問題化。食糧不足が背景に。

要約すると北朝鮮朝鮮人民軍では、2023年2月から3月にかけて、兵士に支給される軍装備品の抜き打ち検査が実施されました。

この検査の背景には、兵士たちが空腹をしのぐために、支給された装備品を売却する行為が頻発しているという深刻な状況があります。

米政府系報道機関「ボイス・オフ・アメリカ(VOA)」によると、北朝鮮の軍隊では、予算不足により兵士に支給される食事は朝晩の2回のみで、その量も非常に少ないため、若い兵士たちは装備品を売って食料を購入することを余儀なくされているのです。

入隊時に支給される戦闘装備品には、武器や弾薬、装甲ヘルメット、軍用の飯盒や水筒などが含まれていますが、これらは訓練時以外はほとんど使用されないため、特に給料が低い若い兵士にとっては、売却することで生活費を得る手段となっています。

軍が支給する装備品は一般的に高品質とされ、特に飯盒や水筒、個人用テントは需要が高く、売却価格も高めです。

こうした状況を受けて、軍上層部は抜き打ち検査を実施し、兵士たちを練兵場に集めて保管状況を確認しました。

この検査で装備品を売っていた兵士は給与の支給停止などの厳しい処分を受けましたが、北朝鮮を取り巻く国際情勢は依然として厳しく、軍隊内の食糧事情が改善される見込みは立っていないのが現状です。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7e282c1274b7018762148de6c6dca42c834768a3

ネットのコメント

北朝鮮人民軍の兵士が装備品を売却したニュースに対するコメントには、国の厳しい現状や食料不足が反映されていました。

多くの人は、兵士たちが装備品を売る背景には、生活の困窮があると考え、国民が自立するためには内からの変革が必要だと指摘していました。

特に、金王朝に対する批判が強く、過去に日本やアメリカが北朝鮮を助けようとしたにもかかわらず、金家に従った結果、国が困窮しているという意見もありました。

また、幹部や権力者に対する不満も多く、民衆の力を削ぐ体制に対する疑問が寄せられていました。

装備品の売却については、国の資源の使い方に疑問を持つ声や、兵士が装備品を売却することが許される状況についても意見が交わされていました。

全体として、コメントは北朝鮮の厳しい現状や体制に対する批判が多く、国民の苦しみを理解する視点が強調されていました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 自分の国を良くしたいなら自分達でなんとかするしかないんだよ。

  • 幹部には80越えるどうでも良いご機嫌取りな奴らが多い。

  • 売る側を取り締まって買う側は取り締まらないの?
  • 戦より農作業や建設現場での仕事が多い。

  • 兵士に与え食料は削って将軍様の高級チーズ代に充てるべき。

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