ファーウェイ、スマホ復調も減益 スマートカー事業が黒字化

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ファーウェイは2024年の決算を発表。売上高は22.4%増の8621億元だが、純利益は28%減。スマートカー事業が初の黒字化を達成。

要約するとファーウェイ(華為技術)は、2024年12月期の決算を発表し、売上高が前期比22.4%増の8621億元(約18兆1000億円)に達したと報告しました。

この数字は、過去最高だった2020年の8914億元に次ぐ高水準で、主にスマートフォンやICTインフラ事業の回復によるものです。

しかし、純利益は前年同期比28.0%減の626億元(約1兆3000億円)となり、営業利益率も5.6ポイント減の9.2%を記録しました。

事業別の内訳を見ると、ICTインフラ事業は4.9%増の3699億元(約7兆8000億円)、スマートフォンなど端末事業は38.3%増の3390億元(約7兆1000億円)と大幅な回復を見せました。

また、クラウドコンピューティング事業は8.5%増の385億元(約8100億円)、デジタルエネルギー事業は24.4%増の687億元(約1兆4000億円)と、いずれも堅調に推移しました。

特に注目すべきは、スマートカーソリューション事業で、474.4%増の264億元(約5500億円)を記録し、初めての通期黒字を達成しました。

この事業は、電気自動車(EV)などの新エネルギー車向け部品やソフトウェア、販売支援などを提供しています。

地域別の売上高は、中国が71%、EMEA地域が17%、アジア太平洋地域が5%、アメリカ地域が4%を占めています。

孟晩舟輪番会長は、2024年は外部環境のさまざまな困難に直面したが、全社を挙げて製品の品質向上や経営効率の改善に取り組んだ結果、予想通りの業績を上げられたと述べました。

なお、1元は約21円で計算されています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/552f88eb4f539ad8c2b4278391d63e4a3ba0e9b8

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