参院選に向け、野党は自民党内の「石破おろし」に警戒。内閣不信任案の提出が焦点となり、立民は慎重な姿勢を求められている。過去のトラウマも影響し、石破首相の続投を望む声も。
石破茂首相の内閣支持率が低いため、夏の参院選において彼のままでは政権批判票が野党に流れる可能性が高いと考えられている。
自民党内での政局が動く中、新首相が誕生することを避けたいというのが野党の願いである。
現在、衆院で過半数を持つ野党は、内閣不信任決議案の扱いが重要な焦点となっており、団結すれば不信任案が可決される可能性がある。
立憲民主党の重徳和彦政調会長は、野党全体の連携が不可欠であると強調し、慎重な判断が求められると述べた。
不信任案が可決されれば、内閣は10日以内に総辞職か衆院解散を決断しなければならず、辞任リスクを考慮する必要がある。
立民には過去のトラウマもあり、菅義偉政権を厳しく追及した結果、岸田文雄政権が誕生し、衆院選で敗北した経験がある。
これを受け、他の野党も立民に不信任案の提出を迫っており、立民は野党第一党としての責務と自身の政治的利益の間で揺れ動いている。
中堅議員は「参院選は石破首相でやりたい」との願望を持っており、辞任を避けてほしいと願っている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ff06338b01b1508dcfaa06eed716489043be6dea
参院選を控えた野党の戦略に関するコメントでは、石破首相の影響力や野党の立ち位置に対する懸念が多く表明されていました。
多くのコメントが、石破首相が続投することで野党にとって有利な状況が生まれるのではないかと指摘していました。
特に、石破首相の政権運営に対する評価が低く、彼が首相である限り、野党が勝利する可能性が高まるとの意見が強調されていました。
一方で、野党がまとまらない限り、政権交代は難しいとの厳しい見方もありました。
さらに、企業献金の廃止や政策提案の重要性が挙げられ、野党には具体的なビジョンを示すことが求められるという意見も見受けられました。
特に、立憲民主党の政策が見えにくいという批判があり、国民民主党や維新の会が具体的な政策案を打ち出している中で、立憲民主党が政権批判に終始しているとの指摘がありました。
これにより、立憲民主党の支持率が低迷している原因の一つとして、政策の不透明さがあるとの意見もありました。
全体として、石破首相の続投が野党にとってのチャンスである一方、野党自身が団結し、明確な政策を打ち出す必要があるとの考えが多くのコメントに見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
政権が交代すれば劇的に良くなるものでもない。
内閣不信任成立時の対応についての条文がある。
立憲民主党の政策は何も見えない。
参院選で野党側が勝ち、その後衆議院選挙で国民に政権選挙を問う方が良いだろう。
与党側が自分たちが確実に選挙に勝てるという勘違いをしている間に。