HYBEが発表した2023年7~9月期の決算は営業利益が前年同期比25.4%減、純利益は98.6%減少。内紛の影響で業績が厳しい中、間接参加型売上は好調。
要約すると韓国のエンターテインメント企業HYBE(ハイブ)が発表した2023年7~9月期の連結決算によると、営業利益は前年同期比で25.4%減の542億ウォン(約59億9000万円)となり、純利益は驚異的な98.6%減の14億ウォンに落ち込んだ。
また、売上高も1.9%減の5278億ウォンであった。
これらの減少は、HYBEの子会社である人気ガールズグループNewJeans(ニュージーンズ)の所属事務所ADOR(アドア)の代表取締役解任を巡る長期的な内紛が影響していると考えられている。
営業利益は市場予想の557億ウォンを2.6%下回った。
部門別で見ると、アルバムや公演、出演料を含む「直接参加型売上」は3230億ウォンで、前年同期比で18.8%減少し、特にアルバム・音源の売上は18.8%、公演の売上は14.8%の大幅な減少を記録した。
一方、グッズやコンテンツ、ファンクラブなどの「間接参加型売上」は31.8%増の2049億ウォンと好調で、特にコンテンツ売上高が63.6%増加したことが成長を後押しした。
また、HYBEが運営するファン向けコミュニティプラットフォーム「Weverse(ウィバース)」の7~9月期の月間利用者数は970万人で、前期比で約10万人増加したが、前年同期比では約90万人の減少を記録している。
全体として、HYBEは厳しい経営環境に直面しているものの、特定の部門では成長の兆しを見せている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6345f479f2cf96928be00490682029fe6ec7207c