北朝鮮がロシアに派兵した兵士と武器支援により、約2兆8000億円の経済的利益を得ると報告されており、これは北朝鮮住民の6年分の食料に相当します。
要約すると北朝鮮がロシアに派兵した兵士と武器支援により、約2兆8000億円(28兆7000億ウォン)の経済的利益を得ると、韓国国防研究院の報告書が発表しました。
この金額は、北朝鮮住民の6年分の食料に相当するとのことです。
報告書によると、北朝鮮は昨年10月と今年の初めに、合計で1万4000人以上の兵士をロシアに派遣しました。
これに対し、北朝鮮は兵士1人当たり月2000ドル(約29万円)と一時金を受け取るとされ、派兵期間を1年とした場合、外貨収入は約390億円に達すると試算されています。
ただし、実際に兵士に支払われるのはごく一部で、残りは北朝鮮政権が受け取ることになります。
さらに、北朝鮮は兵士の派遣に伴い、弾道ミサイルや対戦車ミサイルなどの武器をロシアに約2万1000個分送ったとされ、その販売代金は約2兆7000億円(27兆4000億ウォン)に達する見込みです。
北朝鮮は現金だけでなく、最新型の兵器などの物資も受け取っていると考えられています。
また、派兵による技術提供もあり、人工衛星や原子力潜水艦の技術が900億円(9000億ウォン)相当とされています。
国防研究院の研究員は、得られた資金はICBM開発や特権階級のぜいたく品購入に使われる可能性が高いと警告しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/76ee2f186126183a9b6e209a98c06776f4d2e64d