BYDが2024年の事業規模でテスラを初めて超え、過去最高の純利益を記録。PHVの急成長がその原動力となっている。
BYDは3月24日に発表した通期決算によると、2024年の売上高は前年比29%増の7771億200万元(約16兆782億円)に達し、純利益は402億5400万元(約8329億円)で前年比34%の大幅増益を記録した。
これに対し、テスラの2024年の売上高は前年比1%増の976億9000万ドル(約14兆6621億円)で、純利益は前年割れとなった。
BYDの急成長の要因は、プラグインハイブリッド車(PHV)の販売が前年比72.8%増の248万5400台に達し、総販売台数に占める比率が初めて5割を超えたことにある。
BYDのBEV(バッテリー電気自動車)も前年同期比12.1%増の176万5000台を販売したが、テスラにはわずかに及ばなかった。
それでも、2025年にはBEVに関してもBYDがテスラを追い抜く可能性が高い。
BYDの成長は、政府の補助金が2.3倍に増加したことも影響している。
これにより、BYDは中国自動車市場の激しい価格競争を乗り越え、過去最高の業績を達成した。
テスラとの競争がますます激化する中、BYDの成長は今後の自動車業界において注目されるべきトピックとなる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6f494f8889b770ff009f1196b29348e6893e95f5
BYDがテスラを超えたというニュースに対するコメントでは、BYDの実用性や中国市場での成長が高く評価されていました。
特に、BYDは中国の国産メーカーとして、奇抜さを狙わず実用的な車両を多く提供している点が注目されていました。
コメントの中には、中国国内の自動車市場が拡大する中で、BYDへの信頼が高まっているという意見もありました。
テスラに対しては、デザインが特定の層に受けるものであり、実用性に欠けるとの指摘がありました。
また、テスラがバッテリーを他社から調達しているのに対し、BYDは自社で生産しているため、今後の競争で差がつくのではないかという意見もありました。
さらに、BYDのソフトウェア技術が進化していることも強みとして挙げられ、特に販売済みの車両にも最新のソフトウェアがインストールされる点が評価されていました。
一方で、テスラの評価が変わる可能性についても言及され、他社のBEV(バッテリー電気自動車)が増えてきたことで、テスラ一択ではなくなってきているという意見もありました。
全体として、BYDの成長とテスラの今後の課題について多様な見解が示されていました。