エスエス製薬の鎮痛剤「イブ」が韓国への持ち込み禁止に。関税庁が違法医薬品として指定し、旅行者に注意喚起。
要約するとエスエス製薬が製造する解熱鎮痛剤「イブ」(EVE)が、韓国への持ち込みが禁止されたことが報じられました。
韓国関税庁は、今月初めからこの禁止措置を実施しており、特に風邪薬や睡眠薬、ダイエット薬などの違法医薬品の持ち込みが急増していることを背景に、厳重な取り締まりを行う方針を示しています。
「イブ」に含まれる成分である「アリルイソプロピルアセチル尿素」は、催眠・鎮静剤としての特性を持ち、依存性や副作用のリスクがあるため、法律で定められた麻薬類成分の一つに分類されています。
このため、韓国では「イブ」を含む製品の持ち込みが違法とされ、税関での摘発が行われています。
最近、あるインターネット掲示板には「イブを買ってこないでください」というタイトルの投稿があり、投稿者はドン・キホーテで購入した「イブ」が税関で検疫に引っかかり、返却・廃棄処分となったことを報告しています。
また、同様の製品である「イブクイック」や「イブA錠」も税関で摘発される可能性があると警告されています。
関税庁は、持ち込みが許可されているかどうかを事前に確認するよう呼びかけており、有害成分が含まれている場合は持ち込みができず、必ず返送または廃棄しなければならないとしています。
これにより、韓国を訪れる旅行者は、医薬品の持ち込みに関して十分な注意が必要です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1d12a5b33da4bccb5bb517a6faab7c81d9f4e7cb