ホンダの軽自動車N360が44ヶ月連続で販売ナンバーワンを記録した背景には、安価で高性能な特徴があり、軽自動車のイメージを変えた成功例がある。
N360は、商用ライトバンL700を基にした試作車の計画が中断された後、機能主義とモーターサイクル技術を融合させたモデルとして登場しました。
安価でありながら高性能を誇るこの軽自動車は、シンプルで飾り気のない2BOXスタイルが受け、発売からわずか2ヶ月後には5500台以上を売り上げ、スバル360を抜いて以降44ヶ月連続で軽自動車販売台数ナンバーワンを記録しました。
ホンダは1958年にスーパーカブで動力付き乗り物の普及を図り、四輪車への進出を早めた背景には、当時の通産省が打ち出した特定産業振興臨時措置法案への反発がありました。
この法案は新規参入を制限するもので、本田宗一郎は「株主の言うことなら聞くが、お上の言うことは聞かない」として、四輪車の開発を急ぎました。
N360は、当時のライバルよりも高いパワーを持ちながら、価格も抑えられており、最高出力は31馬力、最高速は115㎞/hという性能を持ち、広い室内空間も魅力でした。
ホンダはこのモデルを通じて軽自動車のイメージを向上させ、若者の憧れの存在に変えることに成功したのです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4e7624ceb1ed0f1f6e329b16c451fcae3d9b5c16
ホンダN360の成功は、軽自動車の進化を象徴しており、多くのコメントがその歴史と影響を称賛していました。
初代N360は走行性能にこだわった造りで、多くのファンを魅了しましたが、ホンダも苦難の時期を経験していたようです。
コメントには、亡き父親が長年ホンダ車を乗り継いでいたという思い出が語られ、時代が変わっても伝統を受け継いでほしいという願いが込められていました。
また、最近Nボックスを購入したという方は、維持費の高さを実感しながらも、軽自動車の進化を感じている様子が伺えました。
今では国内の自動車保有台数の約4割が軽自動車を占めており、小型ファミリーカーとしての性能向上が評価されていますが、その分価格も高くなっていることが指摘されていました。
さらに、軽自動車の安全性についての懸念もあり、高速道路での事故の危険性が話題に上がりました。
特に後席の安全性基準の見直しが求められているようです。
コメントの中には、軽トラの復活を望む声もあり、軽自動車に対する関心が高まっていることが感じられました。
ネットコメントを一部抜粋
初代のN360から走りにこだわった造りでファンを広げていったホンダであっても苦難の時期があったんですね。
先日Nボックス買いました。
総額280万円です。
今では国内の自動車の保有台数の4割近くを軽自動車が占めている。
これだけ進化して、値段も小型車と変わらなくなったが、未だ安全性は?
ないだろうけど軽トラまた作ってくれんかなぁ。