KDDI、ラックを完全子会社化しセキュリティ強化へ

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KDDIがセキュリティ企業のラックを約246億円で完全子会社化。サイバーセキュリティーサービスを統合し、顧客に最適なソリューションを提供する体制を構築。

要約するとKDDIは、セキュリティ企業のラックを完全子会社化することに合意したと発表した。

公開買付けによるこの取引の総額は約246億円で、両社は2007年から資本提携を続けており、新サービスの共同開発やクラウド・IoT領域への拡大を目指して協業を進めてきた。

今回の完全子会社化により、ラックのサイバーセキュリティーに関する専門知識と、KDDIのネットワークサービスを統合し、顧客に最適なソリューションを提供する体制を構築する狙いがある。

KDDIは、通信やAIが社会のあらゆる面に浸透する中で、サイバー攻撃による社会基盤の機能不全のリスクが高まっていることを背景に、サイバーセキュリティー対策の重要性が増していると説明している。

ラックの持つサイバーセキュリティーサービスとKDDIのネットワークサービスを一体化し、コンサルティングから監視・運用までの一貫したサービスを展開する計画である。

また、両社は既存の事業においても、顧客や販路でのサービスを拡充し、セキュリティーサービスの統合とリソースの最適化を図る。

さらに、ラックが保有する運用・監視サービスや診断サービスを通じて得られた脅威情報をKDDIAI技術やデータ分析技術を用いて自動的に高度処理することにより、サイバー攻撃の動向を可視化できるサービスの開発を目指している。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2f73ccbb4f36416349ff863a85af414cd2e53deb

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