UiPathはAIを活用した製品戦略「エージェンティックオートメーション」を発表し、業務の自動化を推進。新ツール「Agent Builder」や「Autopilot」を紹介し、生成AIとの融合も進めています。
この戦略は、従来のロボティックプロセスオートメーション(RPA)を進化させ、自律的に動作するAIエージェントを中心に据えています。
プロダクトマーケティング部の夏目健氏は、AIエージェントの重要性を強調し、業務プロセスの自動化を進めるために、ロボティックとエージェンティックの組み合わせを提案しました。
製品戦略には、エンタープライズエージェント、Autopilot、生成AI×自動化の3つのトピックが含まれています。
エンタープライズエージェントでは、「Agent Builder」という開発ツールを発表し、開発者が自動化プラットフォーム上でエージェントを構築、評価、公開できるようになります。
Agent Builderは、エージェントの役割や目的を自然言語で定義し、自律的に目標を達成するためのアクションを実行します。
また、会社のポリシーや過去の事例を基に独自のエージェントを育てることも可能です。
さらに、UiPath Autopilotは、全従業員向けのAIアシスタントを提供し、生産性を向上させることを目指しています。
特に「Autopilot for everyone」は、チャットベースで様々なタスクを実行し、日常業務の効率化を図ります。
加えて、生成AIと自動化の融合を進めるために、コンテキストグラウンディングを導入し、誤情報の生成リスクを軽減します。
UiPathはまた、オンプレミスでの生成AI活用を推進するためにInflection AIとのパートナーシップを締結しました。
これにより、企業は自社の環境で生成AI機能を活用できるようになります。
UiPathの新たな戦略は、AIを駆使して業務の自動化と効率化を進める重要なステップとなるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/28a89c3a7dbcb52ff56cfca688bd10b5414ccac8