プーチン大統領がトランプ氏とのウクライナ紛争協議に意欲を示し、日本との関係改善にも言及。北朝鮮との軍事演習の可能性も排除せず、国際情勢に影響を与える発言が注目されています。
これは、7日にロシア南部ソチで行われた国際会議「バルダイ」での発言から明らかになりました。
プーチン氏は、トランプ氏がウクライナ紛争の終結に向けた計画を持っていると聞く用意があるとし、トランプ氏の勝利を祝福しました。
具体的な計画の内容は不明ですが、米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、トランプ氏の案にはウクライナのNATO加盟を20年間凍結することや、米国がウクライナに大量の兵器を供給すること、現状の前線を停戦ラインとして非武装地帯を設けることが含まれています。
しかし、これらの条件はウクライナが求める露軍の撤退や、ロシアが提案するNATO非加盟といった立場とは一致しておらず、両国がこの案を受け入れる保証はありません。
また、プーチン氏は日本との関係にも言及し、日本の対露制裁について驚きを示し、改善の意欲があればロシアは拒否しないと述べました。
さらに、北朝鮮との軍事同盟に関する言及もあり、合同軍事演習の可能性を排除しないとしています。
台湾情勢については、責任は中国ではなくNATO側にあるとし、米国は中露封じ込めではなく協力を模索すべきだと強調しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/935cdbe64dd83e2c0ddcc520bd1d33938cab347b
プーチン大統領がトランプ氏との協議に意欲を示したことについて、ネットのコメントでは様々な意見が交わされました。
まず、米露関係が大きく変わる可能性についての期待がありました。
あるコメントでは、日本がアメリカに追従する現状を憂い、エネルギー問題への対応が急務であると指摘されていました。
このため、ロシアとの関係を訴えていた政治家を活用するべきだとの提案もありました。
一方で、プーチン氏の行動に対する厳しい批判も見られました。
ウクライナ戦争やクリミア半島の問題に言及し、プーチン氏の侵略的な行動や情報操作について懸念が示されました。
また、核使用をちらつかせる彼の姿勢が世界に与える影響についても警鐘が鳴らされていました。
さらに、トランプ氏に対しては、大谷翔平選手のように人々に慕われる存在になり、争いのない世界を目指してほしいとの期待が寄せられました。
日本の現状についても、元首相の行動が影響を与え、国が混乱しているとの声がありました。
こうしたコメントからは、米露関係の変化が日本にも大きな影響を及ぼすことが懸念されている様子が伺えました。