ドライブシュミレーター大会優勝者が実車レースに挑戦し、初レースでクラス6位に。課題も残るが成長が期待される。
要約すると2024年1月、東京オートサロンで開催された「DRiVe-Xオートサロン頂上決戦」で優勝した竹野奎太選手が、優勝賞品として得た実戦JAFレース参戦権を使い、11月3日に富士スピードウェイで行われたFCR-86BRZ/富士86BRZチャレンジカップに出場しました。
竹野選手はシステムエンジニアであり、eスポーツのシムレーサーとして活動しており、リアルではAE86でドリフトを楽しんでいましたが、サーキットでの本格的な走行は今回が初めてです。
レースは、HC GALLERYが用意したトヨタ86で行われ、予選ではベストタイム2:05:60を記録しクラス4位に入ったものの、ペナルティを受けてグリッドを降格。
決勝ではクラス6位、全体で13番手の結果となりました。
竹野選手は、レース中に他の選手をオーバーテイクしつつも、事故によるセーフティカー導入で制限された周回数の中での走行となり、課題も浮き彫りになりました。
HC GALLERYは、竹野選手に12月21日の最終戦への参戦を提案しており、今後の成長が期待されます。
また、ドライビングシミュレーターでの速さが実際の走行でも通用するのかという疑問については、今回の結果を通じてまだ明確な答えは得られなかったものの、長所と短所が見えてきたと述べています。
来年も同大会が開催され、優勝者にはJAF戦参戦権が与えられる予定です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/06277ba7908beb03368396af8dc5829d9eb3c667