菅野志桜里氏が自民党の改憲議論を疑問視し、立憲民主党が憲法審査会長を確保したことに懸念を示しました。
彼は8日、X(旧ツイッター)上で「憲法審査会長を立民に譲り、自民党が改憲議論を捨てた日」と投稿し、改憲に対する自民党の姿勢が単なるポーズに過ぎないことを指摘しました。
菅野氏は、憲法改正が進まなかった背景には、自民党と立憲民主党の双方がそれぞれの支持者向けに演出している側面があると考えています。
また、彼は日本維新の会や国民民主党など「第三極」に対して、憲法改正に関する具体的な提案を期待していることも述べています。
特に、緊急事態条項や自衛権に関する憲法改正の必要性を訴えています。
菅野氏は、立憲民主党の衆院議員時代に憲法論議の活性化を呼びかけたことがありましたが、その際に当時の代表である枝野幸男氏から不快感を示され、結果的に離党することになりました。
立憲民主党は8日に、憲法審査会長に枝野氏を起用する人事を決定しています。
これにより、憲法改正に関する議論がどのように進展するのか、今後の動向が注目されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8dd2d5ceb07909552f2b807173d38f501efeb65b
自民党の改憲姿勢に対して疑問の声が多く上がり、特に立憲民主党内部での意見の対立が懸念された。
改憲を支持する立場と護憲を重視する立場が共存する中で、党としての統一した決定が難しいことが指摘された。
また、ウクライナや台湾の情勢を背景に、有権者の安全保障に対する意識が高まっているが、改憲論議は自民党だけでなく、維新や国民民主党、さらには他の新興政党からも求められる状況にあった。
立憲民主党が憲法審査会長のポストを得たことについては、自民党が改憲をあきらめたのか、逆に立憲内の分断を狙っているのか、様々な見解が示された。
石破氏が首相になることで、憲法審査会が開かれない可能性も指摘され、与党が安定多数を確保するまで改憲論議は進まないとの見方もあった。
さらに、憲法改正に向けた議論が進まない理由として、国民の意識や政治不信の高まりが影響しているとの意見もあり、憲法改正の必要性が強調される一方で、実現の難しさが浮き彫りになった。
全体として、改憲に向けた議論の停滞や、立憲民主党の対応についての懸念が強調され、国民の意識の変化も求められる状況であった。