コクヨが発表した「picora livina」は、座面を工具なしで簡単に交換できるサステナブル設計のオフィスチェアです。再生材を使用し、環境にも配慮されています。
要約すると椅子の座面は消耗品であり、通常は固定されているため、ヘタった場合のリカバリーが難しいという問題があります。
コクヨはこの課題に注目し、サステナブルな設計のチェア「picora livina(ピコラリビナ)」を発表しました。
このチェアは、座面を簡単に交換できる機能を持ち、工具なしでの取り外しが可能です。
座面の奥にあるスイッチを押し込んで回すだけで、座面をスッポンと外せるのが特長です。
さらに、背もたれ部分も同様に工具不要で交換できるため、長期間の使用に耐える設計となっています。
これにより、座面や背もたれがヘタっても、パーツ単位で交換することで椅子の寿命を延ばすことができます。
また、主要なパーツには再生材が使用されており、環境にも配慮されています。
オフィスチェアとしての機能も充実しており、5度の前傾角度や12度のロッキング機能があり、ロッキングの強さは体重に応じて調整可能です。
この革新的なアイデアは、なぜ今まで実現されなかったのかと疑問を抱かせるほどの魅力を持っています。
コクヨの「picora livina」は、今後のオフィス環境における椅子の在り方を変える可能性を秘めています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b13af129ecbda58a33bce0e37ee3eecaf7b81202