レクサスが12月にマイアミで、バイオプラスチックを使用したインタラクティブなアートインスタレーションを発表。未来の車両の概念を探求します。
この作品は、レクサスのコンセプトEV『LF-ZC』にインスパイアされた「Liminal Cycles（リミナル・サイクルズ）」と名付けられ、環境に応じて変化するバイオプラスチック素材が使用されています。
展示は12月4日からマイアミ現代美術館（ICAマイアミ）の彫刻庭園で行われ、LF-ZCを実物大で表現した中心彫刻が設置されます。
この彫刻は、紫外線レベルの変化に応じて色がリアルタイムで変わる特性を持っています。
また、LF-ZCのステアリングホイールとヘッドレストをモチーフにした2つのサテライト作品も展示され、鑑賞者の接近に反応して視覚、触覚、聴覚、嗅覚に訴えかける体験を提供します。
このインスタレーションは、ソフトウェア定義車両（SDV）の概念を探求し、未来の車両の個別化と適応性を表現しています。
レクサスは、持続可能な素材と反応型ソフトウェアにおける革新的な取り組みを、多感覚的な体験を通じて紹介することを目指しています。
Crafting Plasticsは、植物由来のバイオポリマー材料を使用したデザイン製品で知られ、特に生分解性で100％再生可能な資源を基にした素材ブランド「Nuatan」を開発して注目を集めています。
さらに、レクサスはCrafting Plasticsを含む5人のデザイナーとのコラボレーションによる限定コレクションも発表予定で、各デザイナーはレクサスのブランド理念を体現した5つの限定デザインオブジェクトを制作し、これらはICAマイアミで展示・販売される予定です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a46ec7b2f5dee9ee29bb5e81f58b2f6774f41bfd