ウエルシア薬局が通販サイトで顧客情報約3.9万人分の漏えいの可能性を発表。サポート詐欺による不正アクセスが原因で、今後の調査と再発防止に努める方針。
要約するとウエルシア薬局は、公式通販サイト「ウエルシアドットコム」において、従業員へのサポート詐欺による不正アクセスが原因で、約3万9805人分の顧客個人情報が漏えいした可能性があると発表した。
具体的には、10月24日に従業員がサポート詐欺のWebサイトに誘導され、遠隔操作ソフトをインストールさせられたことが問題の発端となった。
これにより、顧客情報(氏名、住所、電話番号、生年月日、性別、ID、パスワード、購入商品)や従業員情報(氏名、所属、メールアドレス)が漏えいする恐れがある。
ウエルシア薬局は、漏えいの可能性がある顧客に対して連絡を進めており、不審なメールを受信した場合は開封せず削除するように呼びかけている。
また、同社は関係する行政機関への報告を行い、外部調査会社による詳細な調査を開始した。
現時点で、漏えいの事実や被害は確認されていないが、今後の調査結果を公表する意向を示している。
ウエルシア薬局は、この事態を重く受け止め、情報セキュリティに関する社内教育の徹底や業務プロセスの見直しを行い、再発防止に努めると述べている。
顧客と関係者への謝罪も表明しており、個人情報の取り扱いについての意識を高める必要性が強調されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b28b75033f8a72949d564ed0ef7244a6f52c99d9