韓国の釜山で朝鮮戦争の戦死者を追悼する行事が行われ、約800人が参加して1分間の黙とうを捧げました。国連記念公園に埋葬された身元不詳の兵士の遺骨が初めて取り扱われ、韓国政府も参加しました。
要約すると韓国の釜山で11日、朝鮮戦争の戦死者を追悼する行事「ターン・トゥワード・釜山」が行われ、参加者は1分間の黙とうを捧げた。
この行事は、2010年に京畿道漣川郡で発見された国連軍兵士の遺骨の埋葬式から始まり、今回は初めて国連記念公園に埋葬された身元不詳の兵士の遺骨が取り扱われた。
行事には朝鮮戦争参戦者やその家族、在韓国連軍司令部の関係者を含む約800人が集まり、午前11時に釜山全域で鳴らされた追悼のサイレンに合わせて黙とうを行った。
韓国政府からは姜貞愛国家報勲部長官が参加し、弔慰を示すために21発の弔砲も撃たれた。
行事では、参戦した兵士を称賛する公演や、韓国空軍の特殊飛行チーム「ブラックイーグルス」による記念飛行も行われた。
姜氏は追悼の辞で、参戦した国連軍兵士の献身に感謝を示し、韓国政府を代表して彼らの記憶を永遠に忘れないことを誓った。
ターン・トゥワード・釜山は、元カナダ兵の提案で2007年から始まり、毎年開催されている。
釜山国連記念公園には、朝鮮戦争に参戦した12カ国の兵士2329人の遺体が埋葬されており、2020年には11月11日が「国連参戦勇士の国際追悼の日」として法定記念日に指定された。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e5ccc31aad0882f7a26ae5618c68ad79e5fe4f90