Micron 6550 ION SSDの特長とデータセンターへの影響

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Micronは新型SSD「Micron 6550 ION」を発表。E3.S形状で60TBの大容量、PCIe 5.0対応により、高速かつ省電力なデータセンター向けストレージを実現。

要約するとMicronは、データセンター向けの新型SSD「Micron 6550 ION NVMe SSD」を発表しました。

この製品は、コンパクトなE3.S形状を持ちながら、業界初の60TBという大容量を実現しています。

さらに、PCI Express 5.0接続に対応しており、高速かつ大容量のストレージ環境を構築することが可能です。

Micron 6550 IONは、前モデルである「Micron 6500 ION NVMe SSD」の後継製品であり、E3.S-1T、U.2、E1.Lの3つのフォームファクターで提供されます。

これにより、データセンターにおけるストレージの効率性が向上します。

特に、生成AIなどのデータ処理が求められる環境において、高速なデータの読み書きが可能であり、ストレージスペースの制約や消費電力の増加に対処するための設計がなされています。

Micronは、G8 TLC NANDを採用し、パフォーマンスと電力効率を向上させるための改良を行っています。

具体的には、PCI Express 5.0 1×4接続への対応、シーケンシャルリード速度が最大毎秒1万2000MB、シーケンシャルライト速度が最大毎秒5000MBに達し、標準消費電力は20W以下に抑えられています。

ピーク時の消費電力は25W、待機時は5W以下という低消費電力を実現しており、データセンターの運用コスト削減にも寄与することが期待されています。

これにより、Micronは競合他社に対して優位性を持つ製品を提供し、データセンター向けストレージ市場における地位を強化しています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1cd47c4d334a0367dec5795b928f0a8a99d6875c

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