調査によると、職場での「ねぎらい不足」を感じる人が半数以上、コミュニケーションに不満を持つ人も約4割に達していることが明らかになりました。
ロッテの「ちょこっと幸せ研究所」が実施したこの調査は、20代から50代の社員400人を対象に行われました。
調査によると、回答者の50.5%が職場でのねぎらいの言葉が不足していると感じており、特に「頑張りを認めてもらえる機会が少ない」との意見が33.9%で最も多く寄せられました。
さらに、職場での雑談の機会が少ないことや、周囲の人が業務状況を気にかけてくれないことも、ねぎらい不足の要因として挙げられています。
なお、ねぎらいの言葉を掛けてもらうことでモチベーションが向上すると感じる人は71.4%に達しました。
コミュニケーションについては、38.5%が「職場のコミュニケーションに満足していない」と回答し、年代が上がるにつれてこの不満が強くなる傾向が見られました。
また、54.9%の人が職場で孤独感を感じており、その感情は業務中やランチタイム、休憩時間に特に強く表れるとのことです。
この調査結果は、職場環境の改善を考える上で重要な示唆を与えています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/90d5a4d1e88648e1f21f982c010eaed4bae34819
職場におけるねぎらい不足とコミュニケーションの不満についてのコメントでは、上司からの言葉や反応がないことが職場の雰囲気を悪化させる要因であるとの意見が多く寄せられました。
多くの人が、上司とのコミュニケーションが不足していると感じており、労いの言葉や感謝の気持ちがないことで、モチベーションが低下した経験を語っていました。
特に、前職の上司が部下を見ず、自分の仕事だけに集中していたため、職場の空気が悪かったというコメントが目立ちました。
逆に、現在の上司は一言声をかけてくれることで、部下が必要とされていると感じられ、やる気につながったという意見もありました。
上司のコミュニケーションがどれだけ重要かを再認識する声が多かったです。
また、ねぎらいや労いの言葉がないと、部下が疲弊し、ビクビクした環境になるといった意見もありました。
さらに、給料や休暇といった具体的な待遇が重要で、言葉だけでは不十分だと感じる人もいました。
全体として、職場でのコミュニケーションとねぎらいの重要性が強調されており、これが職場の雰囲気や業務の効率に大きく影響するとの意見が多かったです。
ネットコメントを一部抜粋
前職の上司はとにかく自分の仕事しか見ず部下を見ない人だったので、職場の空気が悪かった。
今の上司は何か一言声かけしたりしている。
前の上司が書類とかを提出しても、黙って受け取るだけだった。
私の上司も褒めも労いもしません。
人が辞めてく、仕事がそのぶん降りかかる、なのに給料は据え置き。