日産自動車が業績悪化で報酬返上や大規模リストラを発表。内田社長はブランド再生に注力も、厳しい状況が続く。
2025年3月期中間決算では、営業利益が前年同期比90％減の329億円、純利益は94％減の192億円という大幅減益を記録し、中間配当は見送られた。
金融事業を考慮しても自動車事業は実質的に赤字に転落し、内田社長は「日産固有の問題」と反省の弁を述べた。
主力市場である米中での市場環境の変化に適応できず、日産は世界生産能力を2割減少させ、9000人の人員削減を行う大規模なリストラ策を発表した。
日産は過去にも業績が窮地に陥ったことがあり、特にカルロス・ゴーン元会長の長期政権下での無理な拡大戦略が影響している。
内田社長は、19年12月に就任し、事業構造改革に着手。
中期経営計画「Nissan NEXT」では、24年3月期に344万台の販売と5687億円の営業利益を目指していたが、今期に入ってから再び厳しい状況に直面している。
内田社長は、日産ブランドの立て直しと収益の改善に注力してきたが、再生への道は依然として険しい。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c532c5958f3644b47d80efd1962576214889d42e
日産自動車の業績悪化に関するコメントでは、経営陣の人事や技術力の不足が指摘され、特に社長や経営陣が自動車業界に詳しくないことが問題視されていました。
過去には「技術の日産」としての評価が高かったが、近年の低迷は経営陣のマンネリ化や新車開発の遅れが影響しているとの意見が多く見られました。
また、少子高齢化や物価高騰によるクルマ離れが進む中、他社との競争が激化していることも懸念されていました。
特に、ルノーとの関係性が日産にとって重要であり、経営再建のためには大胆な外科手術が求められるとの声もありました。
さらに、日産が持つ技術やブランドの魅力を活かしきれていないとの指摘もあり、今後の戦略や新型車の投入に期待が寄せられています。
結局、経営陣の刷新や新たなビジョンが必要であり、ユーザーのニーズに応える車作りが求められているとの結論が多くのコメントに見られました。
ネットコメントを一部抜粋
社外取締役がレースクィーン上がりのレーサー？
日産は日本では技術と歴史のある会社と思うけど、経営者に恵まれない会社です。
2025年には団塊の世代が後期高齢者の仲間入りをし、団塊Jrがそれに続く。
日産は日本では技術と歴史のある会社と思うけど、経営者に恵まれない会社です。
結局は他業種からのサラリーマン社長にしか過ぎなかったしね。