韓国の火災で消防署員が機転を利かせ、52人を救助。エアーマットの活用と迅速な行動が功を奏した。
要約すると2023年10月17日、韓国京畿道安山市のモーテルで発生した火災において、消防署員の迅速かつ機転の利いた行動が52人の命を救った。
火災は午前3時38分頃、商店街の飲食店から発生し、建物の5階と6階に宿泊客がいたため、大型の人命被害が懸念された。
現場に到着した安山消防署のパク・ホンギュ第3チーム長は、熱風と煙が充満する危険な状況の中、手斧で廊下の窓を割り、煙の排出を図りながら救助を進めるよう指示した。
パクチーム長は、最初の試みでは2階に進入できなかったが、窓をすべて割ることで進入経路を確保。
最終的に49人を救出し、2人は重傷を負ったものの命に別状はなかった。
また、エアーマットの設置が救助活動の効果を高め、過去の火災からの教訓が生かされた。
パクチーム長は、31年間の消防署員としての経験を生かし、冷静に対応したことが救助につながったと述べた。
今回の火災は、過去の教訓を元に訓練を重ねた成果が現れた事例であり、消防活動の重要性を再確認させる出来事となった。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f14e1b4f81c8fdfbd7a37ace152bbba58e792beb