ベトナム中部で不発弾が発見され、軍が安全に爆破処理を行いました。住民は避難し、被害はありませんでした。
要約するとベトナム中部クアンチ省で、ベトナム戦争時に使用された500ポンドの不発弾が発見され、爆破処理が行われました。
この不発弾は、集落からわずか50メートルの距離にあり、もし爆発した場合、半径1.5キロメートル以内に甚大な被害を及ぼす可能性がありました。
軍当局によると、この不発弾は「Mk82爆弾」と呼ばれるもので、長さ2.4メートル、重さ約250キロです。
現場の状況から、他の場所に移動して処理することができないと判断されたため、最終的に爆破処理が決定されました。
処理の際には、周辺住民142世帯、565人を避難させ、安全を確保しました。
爆破は今月7日に行われ、無事に成功し、被害はありませんでした。
軍当局は、爆破準備から実施までの様子をメディアに公開し、透明性を持った対応を示しました。
ベトナムでは、国土の約20%に不発弾が埋まっているとされ、今回の事件はその危険性を再認識させるものでした。
地域住民の安全を守るための対策が重要であることが改めて浮き彫りになりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/61d106c16dd4612b0c0e938882143af7d51a1012