大正製薬がInstagramのPR投稿をLPに明示せず、消費者庁からステマ行為として措置命令を受けました。
この命令は、同社が自社のサプリメント「NMN taisho」のランディングページ(LP)に掲載したInstagramの投稿について、PR(プロモーション)であることを明示していなかったことに起因しています。
具体的には、大正製薬はInstagramで人気の投稿を「注目上昇中」としてLPに掲載しましたが、その投稿はインフルエンサーに商品の無償提供と対価の支払いを条件に依頼したものでした。
実際のInstagram投稿にはPR表記がありましたが、LP上ではその重要な情報が欠如していたため、消費者庁はこれをステルスマーケティング行為と認定しました。
消費者庁は大正製薬に対し、違反内容を一般消費者に周知すること、再発防止策を講じること、今後同様の表示を行わないことを命じました。
これに対し、大正製薬はHP上で措置命令を受け入れ、再発防止に努める姿勢を示しました。
また、問題となった表示は直ちに削除されたと報告されています。
大正製薬のこの事例は、企業がマーケティング活動において透明性を欠くと、法的な問題を引き起こす可能性があることを示唆しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b29053887447057b81e27bb58333585cb10d30bd
大正製薬がInstagramでのPR表示の不備により措置命令を受けたことについて、ネットのコメントではさまざまな意見が寄せられました。
多くのコメントでは、企業の法務部が存在するにもかかわらず、なぜこのような問題が発生したのかという疑問が投げかけられました。
特に、製薬企業であるため、法律に対する知識が求められるはずであり、「そんな法律知らなかった」という言い訳は通用しないという意見が目立ちました。
さらに、ステマの効果が大きいことを示唆するコメントもあり、企業がリスクを承知の上で行動しているのではないかという見方もありました。
また、広告に対する信頼性や、消費者が購入後に無条件で返金できる仕組みが必要ではないかといった意見もあり、企業の責任について考えさせられる内容が多かったです。
大正製薬の社会的信頼性が低下しているとの指摘もあり、過去の事件を引き合いに出しながら、企業のイメージが悪化していることを懸念する声も上がりました。
全体として、企業の行動やその影響についての深い考察がされていたことが印象的でした。
ネットコメントを一部抜粋
損得というか……バレた時の想定もしていて、それでもオイシイって考えたからやったんだろう。
LPって何か知らなかったから検索したら広告なんかから最初にリンクされてるページなそうな。
これじゃやった者勝ちじゃない?広告を見て購入した客への無条件返金を義務付けないと無くならないよ。
大正製薬の社会的信頼性がどんどん墜ちてくな…
やることが、ここ最近は、裏目、裏目やな。