クロス・マーケティングの調査で、ビジネスシーンでスニーカーを履くことに対する意識が明らかに。約8割が肯定的で、特に若年層での着用が目立つ結果に。
調査対象は20~69歳の男女1,100名で、スニーカーの所有数や着用頻度、ビジネスシーンでの着用に関する意見を収集しました。
調査結果によれば、スニーカーを「ほぼ毎日履く」と回答したのは特に女性の30~50代に多く、半数を超える結果となりました。
対照的に、男性の20~30代では「ほとんど履かない」とする割合が高く、特に20代男性では19.1%、30代男性では20.9%に達しました。
このことから、世代や性別によるスニーカーの着用頻度に大きな差が見られました。
また、スニーカーの所有数については、全体の67.7%が「1~3足」と回答しており、ほぼ毎日履く人でも必要最低限の所有にとどまっていることが伺えます。
ビジネスシーンでのスニーカー着用に対する意識調査では、約8割が「ビジネスの場で履いても良い」と回答しましたが、性年代別に見ると、男性の50~60代では「ビジネスではスニーカーは避けた方が良い」と考える人が3割以上を占め、否定的な意見が多かったです。
一方、男性の20~30代では「全く問題ない」とする意見が多く、女性は年代が上がるにつれて寛容な傾向を示しました。
調査はインターネットリサーチを用い、全国47都道府県を対象に2024年11月8日から10日にかけて行われました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/14cae09ea61cfdb03cfb24144a351e399abe8904
ビジネスシーンでのスニーカー着用に関するコメントは、多様な意見が寄せられていました。
多くの人々は、スニーカーの着用に対して慎重な姿勢を示しつつも、特定の場面では受け入れられるべきだと考えていたようです。
例えば、外回りの営業ではスニーカーが適しているという意見がありましたが、顧客に不快感を与えない服装が求められるため、見た目に気を使う必要があるという指摘もありました。
また、ビジネス相手が富裕層や有名企業の場合、スーツと革靴の方が好ましいとの意見があり、自由な服装がビジネスチャンスを逃す可能性があることが語られていました。
さらに、IT業界のようにカジュアルな服装が許容されるケースもある一方で、営業の観点からは顧客の視点が最優先であることが強調されていました。
見た目だけでなく、靴の手入れや適切なビジネススタイルを守ることが重要だという意見もありました。
世代の変化に伴い、スニーカーが受け入れられる環境が整いつつあるとの楽観的な意見もあり、今後のビジネスシーンの変化に期待を寄せる声もありました。
ネットコメントを一部抜粋
スーツの着用を義務化してるひとつの要因は顧客に不快感を与えるような服装の着用を避けさせるって意味合いもあるんですよね。
良いか悪いかはともかく、見た目だけで門前払いされる事は今もよくある。
営業的観点からは、お客様からの視点が全て。
外観は革靴で機能的にはスニーカーみたいな靴もあるので、見た目だけが問題という場合はそういう物を選ぶという方法もありますね。
世代が変わっていくことはいいことだと思います。