ロシアのウクライナ侵攻から1000日、政治弾圧が進む中、博物館が閉鎖されるなどの影響が出ています。反戦の動きも続いています。
要約するとロシアによるウクライナ侵攻から1000日が経過し、ロシア国内では急激な政治弾圧が進行しています。
特に、強制労働収容所の歴史を伝える博物館が、政治弾圧の犠牲者を追悼した直後に事実上の閉鎖に追い込まれました。
博物館は14日から閉鎖され、当局からの圧力が原因とされています。
また、12日には小児科医の女性が子どもの患者に対して戦争の状況を憂う発言をしたため、ロシア軍への非難と見なされ、禁錮5年半の判決を受けました。
人権団体によると、現在、ロシア国内には約3000人の政治犯が存在するとされています。
独立系メディアは、現状を「恐怖政治」と表現し、過去の歴史を繰り返す危険性を指摘しています。
それでも、ロシア国内では抵抗の動きが続いており、反プーチンの急先鋒であったナワリヌイ氏の墓を訪れる人々が絶えない状況です。
さらに、サンクトペテルブルクではロシア軍の即時撤退を求める署名活動が始まり、野党グループ「ラススベート」のドゥンツォワ氏が最初に署名を行いました。
このように、厳しい弾圧の中でも反戦の声が少しずつ形成されつつあることが示されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/77b5eb83f94c2a33bbe3f87fd7b56ffb288d6e03