韓国の祖国革新党が尹大統領の弾劾訴追案を発表。理由には福島原発汚染水投棄や金建希夫人の問題が含まれるが、説得力に欠けるとの批判も。政治的な動きに注目。
要約すると韓国の野党・祖国革新党は、尹錫悦大統領に対する弾劾訴追案の草案を公開し、その理由として「福島原発汚染水投棄」や「金建希夫人による株価操作不起訴への関与」などを挙げている。
曺国代表は20日、ソウルの光化門広場で会見を開き、政権の早期終息を訴え、全ての野党に特別検事法の成立と国会国政調査の推進を求めた。
弾劾訴追案には、金建希夫人のブランドバッグ受領問題や、ソウル－楊平高速道路の路線変更など、合計15項目が含まれている。
しかし、これらの理由の多くは大統領の職務とは無関係であり、他の野党からは「説得力がない」との批判が出ている。
特に、金建希夫人に関する事件は、検察が不起訴としたため、弾劾理由としては不適切との見方が強い。
また、拒否権の行使についても、憲法に基づく権限行使であり、弾劾理由にはならないとの指摘がある。
さらに、祖国革新党は日本の福島原発汚染水投棄に関する問題や、税関麻薬捜査の外圧疑惑、大宇造船海洋労使関係の国政介入なども弾劾理由として挙げている。
こうした状況において、弾劾訴追案の成立がどのように進展するのか、注目が集まっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2741004e4841e843e60b93c7f2480e39d2bd9c4c