米下院議長がトランスジェンダー女性の女性用トイレ使用禁止を支持。民主党は強く反発し、トランスジェンダー問題が議会での重要な争点になっている。
これは、トランスジェンダーであることを公表した初の連邦議員サラ・マクブライド(民主党、デラウェア州)が当選したことを受け、ナンシー・メイス(共和党、サウスカロライナ州)が提案した決議案に基づくものである。
ジョンソン議長は「女性には女性だけの空間が必要」と強調し、議事堂や下院オフィスビルでの実施を示唆した。
マクブライド氏は、トイレ使用について争うために選ばれたわけではなく、デラウェア州民のために闘うと述べた。
また、彼女は新規則に従う意向を示しつつも、その試みが真の問題から目をそらそうとしていると批判した。
民主党側はこの規則変更に対して強い反発を示しており、ジョン・フェッターマン上院議員は「誰かをおとしめることを私に要求するなら、私には失うことを恐れる仕事は一つもない」とコメント。
メイス氏は、トランスジェンダー女性が女性用トイレを使用することを禁止する追加の決議案も提出した。
彼女は「女性のプライバシーと安全に対する権利の問題だ」と述べている。
共和党はトランスジェンダー問題に対して攻撃的な姿勢を取り続けており、過去2年以上にわたり、未成年のジェンダー関連手術の制限やトランスジェンダー女性のアスリートの女性競技への出場禁止などが進められてきた。
トランプ前大統領は、トランスジェンダーの生徒が適切だと思うトイレを使用することを支持していたが、共和党内からの批判でその立場を変えた。
現在の世論調査では、有権者の多くがトランスジェンダーの権利に対して否定的な見解を示しているが、経済や移民など他の政策分野が優先されていることも明らかになっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ebccfc43ce688f34c6e4a882cbc585b45ad7c593
トランスジェンダー問題が米国議会で再燃したことに対するコメントは、意見が多岐にわたっていた。
多くの人がトイレや更衣室の利用について、生物学的性別に基づく分け方を支持しており、特に女性の権利や安全を重視する声が多かった。
トランスジェンダーの権利を尊重すべきだという意見もあったが、それと同時に、女性用トイレや更衣室をトランスの方が利用することに対する懸念も強く表れた。
例えば、「トランスジェンダーにも人権はあるが、普通の女性にも人権があるため、女性用トイレの禁止は当然だ」という意見があり、双方の権利のバランスについての議論が行われた。
また、ユニバーサルトイレの設置を提案する声もあり、トランスジェンダーのプライバシーを守りつつ、女性の権利も尊重する方法を模索する意見が見受けられた。
さらに、社会全体での調和を求める意見も多く、少数派の権利を主張することが大多数の権利を侵害する可能性があるとの指摘もあった。
全体として、トランスジェンダー問題に対する理解を深める一方で、社会の調和を保つことが重要だという意見が多かった。
ネットコメントを一部抜粋
実際の性別が不明瞭であるというならともかく、個人がどう思うかである性自認に合わせる必要性が本当に理解できません。
保守とリベラルの戦いって感じですね。
私は色んな考え方があっても良いと思います。
トランスジェンダーにも人権はあるだろうけど、普通の女性にも人権があるわけだから、女性用トイレの禁止はある意味当たり前。
ユニバーサルトイレを使えば良い。
嫌だと思う女性を守る必要もある。
残念ながら、社会において一人残らず全員が全く同じ条件にすることなど不可能。