ロシアがウクライナにIRBMを使用し、米国は対人地雷を供与する方針を示した。バイデン政権は支援強化を急いでいる。
要約すると2023年10月21日、米国防総省のシン副報道官は記者会見で、ロシア軍がウクライナ東部ドニプロを標的にしたミサイル攻撃において、中距離弾道ミサイル（IRBM）が使用されたことを明らかにした。
ロシア側は、ミサイル発射に関して当局間の枠組みを通じて事前通知を行っており、これは国際的な軍事協定に基づくものである。
シン氏は、使用されたIRBMがロシアの大陸間弾道ミサイル（ICBM）「RS-26ルベジ」を基にしたものであり、戦場での使用が確認されるのは初めてであると述べた。
また、このミサイルは核弾頭を搭載する能力があると分析されており、ロシア軍が新たなタイプの殺傷兵器を使用したことに懸念を示した。
さらに、ロシアが北朝鮮の兵士を投入し、戦争のエスカレーションを助長していると非難した。
ウクライナがICBMの発射を発表した件については、初期段階の分析に過ぎないとの見解を示した。
IRBMとICBMは似たような飛行経路を持ち、高い軌道を描くことができるため、混乱を招く恐れがある。
一方、オースティン米国防長官は、ウクライナへの軍事支援として安全性の高い対人地雷を供与する意向を示し、ロシア軍の動きを遅らせる狙いがあると述べた。
バイデン政権は、ウクライナが米国製の長射程兵器でロシア領内を攻撃することを容認するなど、支援の強化を急いでいる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9eddde988ed8e36550d8fc005e4a702943ae695b